LaTeXで定理を書く その2
前の記事で,amsthmでのproof環境が設定しづらいと書いた.このことについて,thmtoolsを使えばいろいろと簡単にいじれそうである.
まずプリアンブルに\usepackage{thmtools}
と書き,定理環境を次のように定義する
\declaretheoremstyle[ spaceabove=6pt,spacebelow=6pt, headfont=\normalfont\bfseries, notefont=\normalfont,notebraces={(}{)}, bodyfont=\normalfont, postheadspace=\newline, numbered=no, qed=\qedsymbol, headpunct={} ]{prf}
設定する項目にイコール(=)で細かく定義できるので使いやすいと思う.さらにこのパッケージは\listoftheorems
と書くだけで定理の目次をつくれたりする.定理環境での設定できる項目についてはこのページのPackage Documentationにある.